Agave gypsophila
こんにちは。
今日ご紹介するアガベは、
Agave gyphsophila( アガベ ジプソフィラ)です。
解説
小型だが、横に広がるタイプのアガベです。
葉は非常に脆く、ふちが波打っているのが特徴です。
アガベの中では非常に変わった姿で、
風変りな特徴のあるアガベです。
自生地
メキシコのコリマ州の南西21km~24kmにある
Gypsiferous(石こうが含まれている)土壌の丘
標高は400メートル
岩石の多い森の林床に生えています。
個体数が少ない為、見つけるのが困難です。
種小名の由来
種小名 gyphsophila は、石こう質の層に浅い根を這わせるタイプのアガベ
であることから、gypsum formation(石こう質の層)が名前の由来です。
ちなみに、gypsum は 骨折した時に使用する「ギブス」です。
ドイツ語 Gips (石膏の意)に由来します。
栽培
霜に耐寒性はありません。
アメリカ合衆国、アリゾナ州のフェニックスやカリフォルニア州のマリエータ に導入されましたが、-8~ー4の寒さで枯死または深刻なダメージがありました。
参考文献:Agaves of Continental North America by Howard Scott Gentry