Agave albopilosa
こんにちは
Agave albopilosa のご紹介です
種小名のアルボピローサはラテン語で
alb は「白」 pilos は「毛深い」という意味で
このラテン語の2つの合成語は、すべての葉の先端のトゲの根本に
ある白い繊維に由来します。
ちなみに欧米ではホワイトヘアアガベと呼ばれています。
albopilosaは珍しいため、コレクターの間では高価で取引されています。
自生地
メキシコの北東部の限られたエリアに自生していて、
自生地は公開されていません。
このアガベは1990年代に発見されましたが、
学名が与えられたのは2007年になってからです。
小型のアガベで高さは最大で36cm、幅は40cmくらいです。
葉っぱの数は、100枚以上で、黄色っぽい緑色をしています。
全ての葉っぱの先端に短いトゲがあり、白い繊維がついています。
春の終わりに濃い紫色のつぼみがでて、ついに2.5cmの緑っぽい紫の花を咲かせます。
栽培
自生地の周りの植生から類推すると、
最低でも-8℃から-7℃の耐寒性があるでしょう。
zone 8b-11 の地域であれば、
地植えでも、鉢植えでも栽培が可能です。
アガベは園芸に導入されて日が浅い為、耐寒性の情報は不足しています。
適度な水やりが必要です。
用土は水はけが極めて良いものが良いでしょう。
自生地は石灰岩の割れ目で見つかっている事から、
用土に石灰を混ぜても良いかもしれません。
参考文献:Agaves of Continental North America by Howard Scott Gentry
参考文献:Agaves Living sculptures for landscapes and containers